国際交流交換プログラム

一般社団法人 日本整形外科超音波学会 国際交流規程


一般社団法人 日本整形外科超音波学会 国際交流規程

 

第1条(目的)

本規程は、一般社団法人日本整形外科超音波学会(以下「本学会」という。)における国際交流事業の実施に関し必要な事項を定め、会員の国際的視野の拡大、整形外科超音波分野における診療及び研究水準の向上並びに海外学術機関等との継続的交流の促進を図ることを目的とする。

 

第2条(定義)

本規程において「国際交流事業」とは、次に掲げる事業をいう。

1 本学会会員の海外学術機関、海外医療機関又は海外学会への派遣

2 海外研究者、海外医師又は海外フェローの受入れ

3 海外学会、海外施設又は海外研究者との学術交流

4 その他、国際委員会及び理事会が必要と認める国際交流に関する事業

 

第3条(対象事業)

1 本規程の対象となる国際交流事業は、理事会の承認を受けて実施するものとする。

2 各年度に実施する国際交流事業の募集人数、派遣先、助成内容、応募期間、選考日程その他の詳細は、別に定める年度ごとの募集要項によるものとする。

 

第4条(所管)

1 本学会の国際交流事業は、国際委員会が所管する。

2 国際委員会は、国際交流事業の企画、募集、審査、候補者の選定、派遣後の成果確認その他必要な業務を行う。

3 理事会は、国際委員会の審議結果に基づき、必要な事項を承認又は決定する。

 

第5条(応募資格の基本要件)

1 国際交流事業に応募することができる者は、別に定める募集要項に規程する要件を満たす者でなければならない。

2 応募資格の基本要件には、次に掲げる事項を含むものとする。

1 本学会の会員資格に関する事項

2 在籍年数及び会費納入状況に関する事項

3 研究業績及び学術活動実績に関する事項

4 英語その他必要な語学能力に関する事項

5 所属施設の承諾に関する事項

6 採択後の義務を履行できることに関する事項

7 その他、国際委員会及び理事会が必要と認める事項

 

第6条(募集)

1 募集は、原則として公募により行う。

2 募集期間、提出書類、提出方法、提出先、選考日程その他必要な事項は、年度ごとの募集要項に定め、本学会ホームページその他適切な方法により周知する。

3 国際委員会は、提出書類に不備がある場合には、応募者に対し、相当の期間を定めて補正を求めることができる。

 

第7条(提出書類)

1 応募者は、年度ごとの募集要項に従い、国際委員会が定める書類を提出しなければならない。

2 提出書類には、次に掲げるものを含めることができる。

1 履歴書

2 研究業績目録

3 応募理由書又はPersonal Statement

4 研究計画書又は活動計画書

5 推薦状

6 所属施設長等の承諾書

7 過去の研究助成又はフェローシップの応募歴及び採択歴に関する申告書

8 その他、国際委員会が必要と認める書類

 

第8条(選考方法)

1 選考は、原則として書類審査及び面接審査により行う。

2 書類審査においては、応募資格の充足の有無を確認するとともに、研究実績、研究計画又は活動計画、派遣先との適合性、本学会への将来的貢献可能性その他必要な事項を総合的に評価する。

3 面接審査は、必要に応じて、英語によるプレゼンテーション及び質疑応答を含めて実施することができる。

4 国際委員会は、審査の結果に基づき候補者を選定し、理事会の承認を経て採択者を決定する。

 

第9条(評価項目)

選考に当たっては、主として次に掲げる事項を総合的に評価するものとする。

1 整形外科超音波分野における研究実績及び学術活動実績

2 研究計画又は活動計画の具体性及び実現可能性

3 派遣先との学術的適合性

4 英語その他必要なコミュニケーション能力

5 本学会への成果還元及び将来的貢献の可能性

6 若手育成及び会員間の公平性への配慮

7 過去の研究助成又はフェローシップの応募歴及び採択歴

8 その他、国際委員会が必要と認める事項

 

第10条(特例的取扱い)

1 国際交流事業の選考は、公募及び所定の要件に基づき、公正かつ透明に実施するものとし、特例的な選考は原則として行わない。

2 前項の規程にかかわらず、学会に特段の利益があると認められ、かつ、国際委員会が相当と判断した場合には、その理由を明記した上で理事会に付議することができる。

3 前項に基づき特例的な取扱いを行う場合には、その理由及び審議の経過を議事録に記録するものとする。

 

第11条(助成)

1 国際交流事業に係る助成の有無、助成額、助成対象経費、支給方法その他必要な事項は、年度ごとの募集要項に定める。

2 助成対象外の費用は、原則として応募者又は採択者の負担とする。

3 助成金の支給を受けた者は、国際委員会の求めに応じ、必要な精算資料その他の書類を提出しなければならない。

 

第12条(採択者の義務)

採択者は、次に掲げる義務を負う。

1 派遣先において、本学会又は派遣先が求める研究、見学、討論、発表その他の学術活動に誠実に参加すること。

2 本学会及び派遣先の名誉を損なう行為を行わないこと。

3 帰国後、所定の期限内に報告書を提出すること。

4 帰国後最初に開催される本学会学術集会において、留学報告又は研究成果報告を行うこと。

5 本学会誌、ニュースレター、ホームページ掲載用原稿その他本学会が指定する成果還元に協力すること。

6 国際委員会又は理事会から追加の説明又は資料の提出を求められたときは、これに応じること。

 

第13条(報告)

1 採択者は、帰国後速やかに、所定の様式による報告書を提出しなければならない。

2 報告書には、派遣期間、派遣先施設名、実施した活動内容、得られた成果、今後の展望及び本学会への還元方法その他必要な事項を記載するものとする。

3 本学会は、提出された報告書又はその要旨を、個人情報及び機密情報に配慮した上で、本学会誌、ニュースレター、ホームページその他の媒体に掲載することができる。

 

第14条(採択の取消し及び助成金の返還)

1 理事会は、採択者が次の各号のいずれかに該当する場合には、国際委員会の審議を経て、採択を取り消し、又は支給済み助成金の全部若しくは一部の返還を求めることができる。

1 応募書類に虚偽の記載があった場合

2 応募資格を欠くことが判明した場合

3 正当な理由なく本規程又は募集要項に定める義務を履行しない場合

4 本学会の信用を著しく損なう行為があった場合

5 その他、採択を維持することが不適当と認められる場合

 

第15条(守秘義務及び利益相反)

1 選考に関与する者は、選考過程において知り得た応募者の個人情報、審査内容その他外部に漏らしてはならない情報を第三者に開示してはならない。

2 選考に関与する者は、応募者との間に利益相反がある場合には、その旨を申し出て、当該応募者に係る審議及び評価に加わらないものとする。

 

第16条(個人情報の取扱い)

本学会は、応募により取得した個人情報を、国際交流事業に係る募集、選考、連絡、派遣手続、成果確認及び関連する学会運営業務の目的に限り使用するものとする。

 

第17条(補則)

本規程に定めるもののほか、国際交流事業の実施に関し必要な事項は、国際委員会の議を経て理事会が別に定める。

 

第18条(改廃)

本規程の改廃は、国際委員会の審議を経て、理事会の承認により行う。

 

附則

1 本規程は、令和8年8月17日から施行する。

2 本規程の施行に関し必要な事項は、国際委員会の議を経て理事会が別に定める。

 
 

2026年度 一般社団法人 日本整形外科超音波学会

International Fellow募集要項


 2026年度 一般社団法人日本整形外科超音波学会    International Fellow募集要項

 

1.目的

本募集要項は、一般社団法人日本整形外科超音波学会国際交流規程に基づき、2026年度に実施するInternational Fellowの募集、選考、派遣及び報告に関し必要な事項を定めるものとする。

 

2.募集人数

募集人数は、1名又は2名とする。

ただし、応募状況、審査結果、予算状況、受入先施設との調整状況その他の事情により、採択人数を変更し、又は採択者なしとすることがある。

 

3.派遣先

1 派遣先は、国際委員会が本学会員の学術的発展に有益と判断し、理事会が承認した海外施設、海外大学、海外医療機関又は海外学会関連施設とする。

2 2026年度の主たる派遣候補先は、ピッツバーグ大学関連施設とする。

3 最終的な派遣先及び派遣内容は、採択後、派遣先施設との協議を踏まえ、国際委員会が調整の上決定する。

 

4.派遣内容

採択者は、派遣先において、研究活動、診療又は手術見学、カンファレンス参加、討論、学術発表その他本学会が適当と認める活動を行うものとする。

 

5.応募資格

応募者は、応募締切日時点において、次の各号をすべて満たす者とする。

1 本学会の正会員であり、継続して3年以上在籍し、会費を完納していること。

2 日本整形外科超音波学会誌掲載論文1編を含む、整形外科超音波に関連した研究業績を3編以上有すること。

3 超音波又は関連領域に関する英語論文を1編以上有すること。

4 英語による面接、討論及び発表を行う能力を有すること。

5 所属施設長、教授、診療科長又はこれに準ずる責任者の承諾を得ていること。

6 派遣期間中及び帰国後に、本募集要項に定める義務を履行できること。

7 応募締切日時点で満45歳未満であること。

8 過去のフェローシップ応募歴及び採択歴並びに研究助成応募歴及び採択歴を、所定の様式により申告すること。

 

6.応募書類

応募者は、次の各号に掲げる書類を提出しなければならない。

1 応募申請書

2 履歴書

3 研究業績目録

4 Personal Statement

5 派遣先での研究計画書又は活動計画書

6 推薦状1通

7 所属施設長等の承諾書(推薦状に承諾の趣旨が明記されている場合は省略することができる。)

8 過去のフェローシップ及び研究助成の応募歴・採択歴申告書

9 主要論文の別刷又はPDF(3編以内)

10 その他、国際委員会が必要と認める書類

 

7.応募方法

1 応募書類は、原則としてPDF形式により電子提出するものとする。

2 提出は、jasou-office@umin.net にメールで行う。

3 締切後の差替え又は追加提出は、国際委員会が特に認めた場合を除き、受け付けない。

4 提出書類に不備がある場合、国際委員会は、相当の期間を定めて補正を求めることができる。

 

8.募集期間

募集期間は、2026年8月17日から2026年11月30日までとする。

前項の期間は、運用上必要がある場合には、理事会の承認を経て変更することができる。

 

9.選考方法

1 選考は、書類審査及び面接審査により行う。

2 書類審査では、応募資格の充足の有無を確認するとともに、研究実績、研究計画又は活動計画、派遣先との適合性、本学会への将来的貢献可能性その他必要な事項を総合的に評価する。

3 面接審査は、原則として英語で実施するものとし、必要に応じて英語によるプレゼンテーションを課すことができる。

4 国際委員会は、審査結果に基づき候補者を選定し、理事会の承認を経て採択者を決定する。

5 応募者が応募資格を満たさない場合には、原則として審査対象としない。

 

10.評価項目

選考に当たっては、主として次の各号に掲げる事項を総合的に評価するものとする。

1 整形外科超音波分野における研究実績

2 英語論文、学会発表等の学術的発信力

3 研究計画又は活動計画の具体性及び実現可能性

4 英語によるコミュニケーション能力

5 派遣先施設との親和性及び適合性

6 帰国後に本学会へ成果還元できる見込み

7 若手育成及び会員間の公平性への配慮

8 過去のフェローシップ及び研究助成の応募歴又は採択歴

9 その他、国際委員会が必要と認める事項

 

11.面接

1 面接審査は、2026年12月中を目途に、対面又はオンラインにより実施する。

2 面接対象者には、書類審査通過後、日時、方法及び実施要領を通知する。

3 面接では、研究内容、応募動機、派遣先での活動計画及び英語による質疑応答等を行う。

4 正当な理由なく面接を欠席した場合は、辞退とみなすことがある。

 

12.選考結果の通知

選考結果は、2027年1月末までを目途に、応募者に通知するものとする。

必要に応じて、採択者の氏名、所属その他必要な事項を本学会ホームページ等に掲載することがある。

 

13.助成

1 助成金の額は、採択者1名につき30万円を上限とする。助成金の使途は、往復航空運賃・宿泊費・現地交通費・海外旅行保険料・査証・ESTA等の渡航手続費・派遣先施設への登録料・施設利用料・学会参加費、その他国際委員会が必要と認めた経費とする。

2 助成対象外の費用は、原則として採択者本人の負担とする。

3 助成金の支給方法、支給時期及び精算方法は、採択決定後に別途通知する。

4 渡航手配、宿泊手配及び海外旅行保険加入は、原則として採択者本人が行うものとする。

 

14.採択者の義務

採択者は、次の各号に掲げる義務を負う。

1 派遣先において、本学会が指定する研究、見学、討論、発表等の活動に誠実に参加すること。

2 派遣期間中、本学会及び派遣先の名誉を損なう行為を行わないこと。

3 帰国後1か月以内に、所定の報告書を提出すること。

4 帰国後最初に開催される本学会学術集会において、留学報告又は研究成果報告を行うこと。

5 本学会誌、ニュースレター、ホームページ掲載用原稿その他本学会が指定する成果還元に協力すること。

6 国際委員会又は理事会から求められた追加説明又は資料提出に応じること。

 

15.報告義務

1 報告書には、少なくとも次の各号に掲げる事項を記載しなければならない。

1 派遣先施設名及び派遣期間

2 実施した研究、見学、発表その他の活動内容

3 得られた学術的成果及び今後の展望

4 本学会への成果還元方法に関する提案

2 本学会は、提出された報告書又はその要旨を、個人情報及び機密情報に配慮した上で、本学会誌、ニュースレター又はホームページに掲載することができる。

3 正当な理由なく報告義務を履行しない場合には、将来の本学会助成事業等の審査において不利益に考慮されることがある。

 

16.採択の取消し

本学会は、採択者が次の各号のいずれかに該当する場合には、国際委員会の審議及び理事会の承認を経て、採択を取り消し、必要に応じて助成金の返還を求めることがある。

1 応募書類に虚偽記載があった場合

2 応募資格を欠くことが判明した場合

3 正当な理由なく本募集要項に定める義務を履行しない場合

4 本学会の信用を著しく損なう行為があった場合

5 その他、採択を維持することが不適当であると認められる場合

 

17.個人情報の取扱い

応募により取得した個人情報は、本募集に関する審査、連絡、派遣手続、成果確認及び本学会の国際交流事業運営の目的に限って使用するものとする。

 

18.スケジュール

2026年度の標準的なスケジュールは、次のとおりとする。

1 募集開始 2026年8月17日

2 応募締切 2026年11月30日

3 書類審査 2026年12月上旬

4 面接審査 2026年12月中

5 理事会承認・採択決定 2027年1月

6 結果通知 2027年1月末まで

7 派遣期間 2027年春から秋までの間で、派遣先との調整により決定する。

8 報告書提出 帰国後1か月以内

9 学術集会報告 帰国後最初の本学会学術集会

 

19.問い合わせ先

応募に関する問い合わせ先は、本学会事務局又は国際委員会とし、具体的な連絡先は別途本学会ホームページに掲載する。

 

20.附則

前項の規程にかかわらず、応募状況、派遣先施設との調整状況、本事業の目的及び学会の国際交流推進上の必要性等を総合的に勘案し、特に適当と認める場合には、国際委員会の審議及び理事会の承認を経て、応募資格の一部を満たさない者を候補者として選定することができる。


 

 

ピッツバーグ大学の魅力


                                            ピッツバーグ大学メディカルセンター 服部惣一 

1. 概要
本学会からこれまで4人のフェローがピッツバーグにて超音波ガイド下手術や診断の研究・開発に従事してきた。

学会員に対して、ピッツバーグ大学にて研究と臨床に従事する機会ならびに、大西賢太郎先生の臨床・研究を学ぶ機会を提供する。

2. ピッツバーグ大学留学の魅力
1)   臨床体験

・Drs Volker Mushal (Knee) MaCalus Hogan (Foot and Ankle) Albert Lin (Shoulder and Elbow) John Fowler (Hand) など世界有数の術者による手術の見学が可能である。

2)   研究環境

・Orthopedic Robotic Lab (アメリカに1台しか存在しない6DOF robotic systemによるバイオメカニクスの研究が可能。超音波、X線透視、関節鏡も完備している

・MechanoBiology Lab(腱障害モデルの作成ならびに腱障害に対する治療の開発をバイオロジーの観点から行っている。)

・Biodynamic Lab(Bi-plane レントゲンを使用して、生体での動作解析を行う。

・Neuromuscular Lab(アキレス腱や半月板に対する新しい手術方法の評価をバイオメカニクスの観点から行っている。)

神戸大学・名古屋市立大学・弘前大学からの日本人フェローがそれぞれの研究室で研究を行っており、本学会からのフェローの研究のバックアップが可能である。

服部の外来(Foot and Ankle)でも今後臨床研究を行っていく予定である。

3)   カンファレンスやセミナー

・Sports conference: 毎週水曜日に開催され、スポーツ医学に関する最近の知見を得ることができる。また教える側としてResidentに対するエコーセミナーも開催する。

・フェローとして教育と研究の実績を作れば、ピッツバーグで研究者としてのポジションを獲得できる可能性がある。USMLEに合格しECFMGを得れば、医師として臨床に携わることも可能である 。

4)   その他

・カーネギー博物館やハインツ博物館やアンディウォーフォール博物館など世界有数の博物館がある。

・スポーツとして、アメフト (Steelers, Panthers)、野球 (Pirates)、アイスホッケー(Penguins)の試合観戦が可能であり、臨床ができれば選手の診察にも携ることができる。

・日本人が多く住んでおり、家族への手厚いサポートがある。

「ピッツバーグ便利帳」という生活のセットアップに有益なHPがある。

https://sites.google.com/site/pghbenricho/

 

・Pittsburgh Japanese Researchers (PJR)というコミュニティを設立し、ピッツバーグでの研究を希望する研究者に対してサポートを行う予定である。

https://sites.google.com/view/pittsburgh-pjr